旦那に内緒で自己破産する方法を、体験談つきで徹底解説!

旦那に内緒で借金をしている女性は、意外とたくさんいるものです。もし旦那に借金がバレたら離婚されるかもしれない、と日々、不安に感じている方も多いでしょう。

借金返済が苦しくなり、返済を滞納したらカード会社や消費者金融などから支払督促が来てしまいますが、旦那に知られずに自己破産をすることは本当に可能なのでしょうか?

今回は、旦那に内緒で自己破産する方法を詳しく解説します。

実際に自己破産するとどんな感じ?体験談を紹介!

自己破産をするとき、具体的にはどのような流れで進んでいくのでしょうか?主婦トモさん(東京都)の実際の体験談をご紹介します。

私は、生活費の足しにと夫に内緒で5年間クレジットカードで借金をしていました。気がつけば借金が200万円を超え、どうしても返済ができなくなったので思い切って弁護士さんに相談をし自己破産をお願いしました。

弁護士さんに依頼するまでは、度々カード会社から電話などで督促が来ていて、そのうち旦那にバレるんじゃないか!って、いつも不安で一杯でした。

でも弁護士さんに依頼してからは、本当に督促がスグに止まってびっくりしました。督促の電話も郵便もなくなり、旦那にバレる恐れがなくなって、本当にホッとしました。また返済もストップしお金の心配もなくなり気持ちが楽になりました。

その間に、自己破産を申請するために必要な書類作成と資料集めを始めました。書類の書き方などは弁護士さんが教えてくれるので問題ないのですが、家計簿や資料集めが思ったより大変でした。

※ 一番大変だったのは、旦那に関する資料で本人に確認できないため、源泉徴収票の確保と旦那の収支を計算するのが大変でした。

旦那が自分で預金通帳や源泉徴収票、給料管理などしている場合は、書類作成や資料集めに苦労するかもしれません。また旦那から借りるにしても、何故、必要なのか?旦那を納得させられる理由が必要になります。このやり取りから、旦那にバレる可能性もあるので注意しましょう。

その後、必要書類を提出し、弁護士さんが裁判所に破産申立をすると、しばらくして弁護士さんから連絡があり、免責審尋があるので一度裁判所に来てほしいと言うことでした。

東京地方裁判所の画像

裁判所なんか初めてで、「いったい、何を言われるんだろう?」「何を聞かれるのだろう?」と、たくさんの不安が一気に押し寄せてきました。

免責審尋の当日は、朝の10時に弁護士事務所に来るように言われたので、事務所に行き、そこから弁護士さんと一緒に裁判所に。ただ裁判所に入るのが、すごい悪い事をしたという罪悪感がありました。

弁護士さんと指定された部屋に入ると、私と同じように自己破産した人がすごくたくさん集められていて、びっくりしました。老若男女80人くらいはいたと思います。

しばらくして裁判官が部屋に入ってきて、1人1人順番に呼ばれ質問をされました。

私も質問され、「自己破産の申し立てをされましたので、申立書と現在のあなたの状況に相違がないか?」「どうして借金したのか」「これからどういうことに気をつけますか?」などと聞かれたので、カードで買い物をしたことや、これからは借金をしないことなどを誠意をもって答えました。

私が応えた質問はそのくらいで、審尋全体としては30分くらいで終わりました。その日はそのまま帰宅となりました。

すると1週間くらいして、弁護士さんから「免責決定が下りたので、借金がゼロになりました」という連絡があり、これで私の借金は完全になくなりました。

このように自己破産は、思ったよりとても簡単な手続きだと私は感じました。夫にバレることもなく、自己破産で借金がなくなり、新たな生活ができる幸せを感じ、今はホッとしています。笑

私のように、旦那に内緒で自己破産することは意外と簡単ですよ。今、夫に内緒の借金がある人、返済が厳しい人は、一度、早めに自己破産を検討することをおすすめします。

 

 

1.旦那にバレずに、本当に自己破産できるの?

借金返済を滞納すると、まず借入先から電話や自宅宛にハガキや封書などで督促状が届きます。そうなったら旦那の目に留まり見つかる可能性もあるので、早めに自己破産することです。

しかし、自己破産を夫に内緒で進めるなんて無理では?と思ってしまう方も多いと思います。

実は自己破産を旦那にバレずに進めることは可能です。現に、たくさんの主婦やOLの方などが、旦那に知られないまま自己破産し借金をなくしています。

このことは、自己破産の仕組みと関わります。

自己破産するときには、弁護士や司法書士に依頼します。すると、弁護士や司法書士が借入先に「受任通知」という書類を送ってくれます。消費者金融やカード会社などの借入先は、弁護士や司法書士から受任通知を受けとると、その後は債務者(借り入れた本人)に直接請求をしてはいけないことに法律でなっています。

弁護士や司法書士に自己破産を依頼すると、とたんに借入先からの督促がピタッと止まり、また電話も郵便もなくなります。

その後の債権者や裁判所とのやり取りは、すべて弁護士や司法書士が代わりにしてくれるので、依頼者はほとんど何もしなくて良く、家庭裁判所に行くのも、1回か数回だけですし、平日の昼間なので旦那にバレるおそれはありません。

このようにして、弁護士や司法書士に自己破産をすすめてもらったら、完全に旦那に秘密にしたまま、借金をゼロにしてもらうことが可能です。

2.自己破産のメリット・デメリットは?

次に、自己破産のメリットとデメリットを見てみましょう。

2-1.メリット

自己破産の何よりのメリットは、借金を完全にゼロにしてもらえることです。他の債務整理なら、借金を減額してもらうことはできてもゼロにはなりません。手続き後に返済が残るので、負担になります。

これに対し、自己破産すると完全に返済がなくなって、後に返済が残らないので、手続き後にこっそり返済しているのを旦那に見つかる心配もありません。また、借金を滞納しているときに弁護士や司法書士に依頼すると、債権者からの督促が止まり、支払いもストップするので苦しい借金から解放されて非常に楽になるのもメリットです。

2-2.デメリット

自己破産のデメリットは、財産が無くなることです。ただ、自己破産で無くなるのは自分名義の財産だけで、旦那名義の財産は問題になりません。

また、生活に必要な最低限(衣類・家具・現金)のものは残せるので、20万円までの預貯金や99万円までの現金などであれば、持ったまま破産することもできます。そこで、自分名義の財産があまりない主婦などであれば、ほとんど問題になりません。

また、自己破産をすると、ローンやクレジットカードなどを使えないブラックリスト状態になります。ただ使えないのは、自分名義のものだけです。夫名義なら住宅ローンも利用できますし、家族カードを発行してもらって使うこともできます。もともと自分が契約者になっているカードがない人の場合には、あまり問題になりません。

このように自己破産をしても、世間で思われているほど大きなデメリットはありません。でも借金を放置して旦那にバレる方がよほど不利益が大きいので、返済が苦しいなら早めに自己破産するのが最善策だと思います。

3.自己破産の流れ

次に、自己破産の流れをご説明します。

  1. まずは、弁護士に依頼して受任通知を発送してもらいます。
  2. そして、債権者からの督促が止まっているうちに必要書類を集めます。
  3. 書類が集まったら、自己破産の申立をします。すると、「破産手続開始決定」という決定が出ます。
  4. すると、財産があまりない人の場合(7割以上がこちらのパターンです)、申立後1ヶ月くらいして、免責審尋という期日が開かれます。その日は裁判所に行って裁判官と面談しますが、弁護士が一緒に来てくれるので、心配は要りません。
  5. 免責審尋が終わると、その後速やかに裁判所が免責決定を出してくれます。これによって、借金が0になり、手続きが終了します。

4.自己破産の必要書類

自己破産の必要書類はケースによっても異なりますが、以下のようなものが必要です。

  • 住民票
  • 源泉徴収票、確定申告書
  • 課税証明書
  • 児童手当の証明書
  • 家計収支表
  • 預貯金通帳
  • 生命保険証書、解約返戻金証明書
  • 不動産登記簿
  • 車検証と評価書
  • 光熱費の領収証
  • 破産申立書
  • 債権者一覧表
  • 財産目録

破産申立書や債権者一覧表、財産目録などは弁護士や司法書士が作成してくれます。その他の書類についても、常に全てが必要ということではなく、ケースによって異なります。書類の集め方がわからない場合、弁護士や司法書士に教えてもらうことができるので安心です。

まとめ

このように自己破産もメリット・デメリットもありますし、破産の手続きも専門家に依頼すれば、あなたが思っているより簡単に破産申し立てができて、免責決定が下りればあなたの借金はゼロになります。

ただ中には、自己破産が持つイメージが悪く、自己破産すれば人生終わりだ!というような考えの方もいると思います。

それはそれで間違ってないと思います。でも、あなたとあなたの家族を守るために自己破産を利用するのも一つの考えです。

自己破産は、国が認めた多重債務者への借金救済方法です。別に悪いことをしてる訳でもありませんから、借金返済が苦しいなら利用しても誰もあなたを責めませんよ。

デメリットがあるなら、あなた名義のカードが作れない。ローンが組めない。ぐらいです。

これからの家族の未来の為に、勇気をだして相談だけでもしてみてはいかがですか?相談すればきっと良いことありますから。。

 

 

でも、いきなり専門家へ相談するのが不安な方は、一度、借金減額シュミレーターで、あなたの今の状況を診断してもいいかもしれませんね。

もちろん、匿名OKで無料で診断できので、バレるのが不安な方でも安心ですよ。

 

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